本日は、久しぶりに読んだ書籍「チーズはどこへ消えた?」について書いていきます。
以前に読んだことはあったのですが、本屋さんの「ベストセラー本」の棚に陳列されているのを見かけて、もう一度読んでみようと思って手に取りました。
すでに読んだことがある方のほうが多いかもしれませんが、簡単な内容をご紹介しつつ、読んで感じたことをまとめます。
チーズはどこへ消えた?のあらすじ
登場するのは、2匹のネズミ「スニッフ」「スカリー」と、2人の小人「ヘム」と「ホー」です。
この2匹のネズミと2人の小人の性格や行動には特徴があります。
- スニッフ:いち早く変化に気づきチャンスをかぎつける
- スカリー:すぐさま変化に対応し行動を起こす
- ヘム:変化を認めす、現状より悪くなることに怯え、変化に逆らおうとする
- ホー:もっと良いことがあるに違いないと、上手く変化の波に乗ろうとする
この2匹のネズミと2人の小人の物語を通じて、『変化』についての教訓が分かりやすく述べられています。
- 自分が望む望まないに関わらず、世界は常に変化している
- 変化は必ず起きる
- 変化を予測・探知しよう
- 変化に対応するため変わろう
- 変化を楽しもう!
チーズはどこへ消えた?の書評
「チーズはどこへ消えた?」を読んで感じたこと・学んだこと。
まず本を読み終えて考えたのは、自分はどの登場人物に当てはまるだろうか?ということです。
著書の中でも出てきますが、この2匹と2人の「どれか」に当てはまるのではなく、全ての特徴が私達の中に混在しています。
仕事とプライベートで分けで自己分析すると、私は仕事においては「スカリー」と「ホー」の要素が強いと感じます。プライベートでは「スニッフ」と「ヘム」の要素が強いのではないかと。
自己分析した結果を今後に活かすために下記のことを意識して取り組んでいこうと思います。
仕事において活かすこと
「スニッフ」のように、いち早く変化に気づきチャンスをかぎつける能力を伸ばしていく。
そのために、日頃から変化に気付けるように、情報のキャッチアップを行っていく。
プライベート面で活かすこと
対人関係において、相手の感情の変化には気付きやすい方だと思いますが、自分の感情を上手く伝えるコミュニケーションスキルや、関係性を深めるための行動を敬遠しがち。
今までは、優先順位が低かったこともありますが、よりよい人生にするために、良好な人間関係を築くことは重要なので、優先順位を上げて、行動を起こすようにします。
まとめ
物語なので、すぐに読み切ることができる書籍。物語の内容は難しくないのですが、現実世界に置き換えて考えると、『深い』です。
読むタイミングやそれぞれが置かれた環境や状況によって、気付く事柄が違ってくると思います。
機会があれば、ぜひあなたも読んでみてください!