ここ数日、お付き合いがあるクライアント様から、SEO対策に関してのご相談を連続していただいており、検索エンジン用のXMLサイトマップが作成されていないことがあったので、XMLサイトマップを作成する方法をまとめることにしました。
サイトマップを作成する3つの方法
検索エンジン用のXMLサイトマップ(sitemap.xml)を作成する方法は、大きく分けて下記3つがあります。
- サイトマップを自分で作成する方法(手作業)
- サイトマップ作成ツールで作成する方法(自動)
- プラグインを使用して作成する方法(WordPress限定)
それそれ解説していきます。
サイトマップを自分で作成する方法(手作業)
サイトのページ数が少ない場合は、手作業で作成しても良いでしょう。
ただし、ページ数が多い場合には、手作業で作成するのは手間がかかりすぎるので、オススメできません。
Googleが推奨している基本的なXMLサイトマップをご紹介しておきます。
<?xml version="1.0" encoding="UTF-8"?> <urlset xmlns="http://www.sitemaps.org/schemas/sitemap/0.9"> <url> <loc>http://www.example.com/foo.html</loc> <lastmod>2018-06-04</lastmod> </url> </urlset>
タグを見れば理解できると思いますが、<loc>
と</loc>
の間に、URLを入力し、<lastmod>
と</lastmod>
の間に、最終更新日を入力するだけのシンプルなサイトマップです。
サイトマップ作成ツールで作成する方法(自動)
この章では、XMLサイトマップを自動で作成できる無料ツールをご紹介します。
sitemap.xml Editor
「sitemap.xml Editor」は、1000ページまでのサイトマップを作成することができる、無料のサイトマップ自動作成ツールです。
サイトマップの自動作成ツールは、色々ありますが、他と比べて、作成スピードが早く、その場ですぐダウンロードできるのでオススメです。
また作成時に、下記のオプションも設定することが可能なので便利です。
- 最終更新日(lastmodの自動取得):「する」「しない」から選択
- サイトの更新頻度:「記述しない」「アクセスのたび」「一時間ごと」「毎日」「一週間ごと」「一月ごと」「一年ごと」「更新しない」から選択可
- 除外ディレクトリ:sitemap.xml内に含めたくないディレクトリを指定
- 同一タイトルURLの除外:「する」「しない」から選択
プラグインを使用して作成する方法(WordPress限定)
WordPressは、様々な便利なプラグインがリリースされており、XMLサイトマップを自動で作成・更新してくれるプラグインもあります。
今回ご紹介するのは、XMLサイトマップ作成プラグインの中で最も有名な「Google XML Sitemaps」です。
Google XML Sitemaps
「Google XML Sitemaps」は、前述したとおり、自動でXMLサイトマップを作成・更新してくれる便利なプラグインです。
細かいサイトマップ設定をすることも可能ですが、WordPressにインストールし、有効化するだけで、sitemap.xmlが生成されます。
細かい設定もしたい方は、下記の記事を参考にしてください。
Google XML Sitemapsの設定とサイトマップの送信
「Google XML Sitemaps」の注意点としては、すでにSEO対策用WordPressプラグイン「All In One SEO Pack」をインストール&有効化して利用している場合です。
「All In One SEO Pack」にも、XMLサイトマップ作成機能が付いているため、「Google XML Sitemaps」を使用すると、干渉してしまいます。
「All In One SEO Pack」を利用中の方は、そちらで生成されるサイトマップを利用しましょう。
上図のように、ダッシュボードの「ALL in One SEO」→「XML サイトマップ」で確認・設定が可能です。
まとめ
今回の記事が、XMLサイトマップ作成のお役に立てたなら嬉しいです。
サイトマップを正しく作成し、検索エンジンにウェブサイトの存在や更新情報をきちんと伝達できるようになりましょう。